GEOの概要

 2005年の第3回地球観測サミットにおいて、衛星観測や地上観測といった複数の観測システムを連携させた包括的な全球観測システム(GEOSS:Global Earth Observation System of Systems)を実現するためのGEOSS 10年実施計画が策定され、当該計画を推進する組織として地球観測に関する政府間会合(GEO:Group on Earth Observations)が設立されました。
 また2016年にロシアのサンクトペテルブルグで開催された第13回のGEOの本会合では、GEOコミュニティ活動、 GEOイニシアチブ、GEOフラグシップ、およびGEOの基盤タスクの4つの取り組みから構成され、今後のGEOの活動指針が示されたワークプログラム2016-19が採択されました。

 GEOには、104カ国の政府、欧州委員会(EC)および118の国際機関が参加しています。

GEOはグローバルアジェンダに貢献しています。

GEOの歴史

  • 2015年11月 GEO閣僚級会合  於:メキシコシティ(メキシコ)

     「GEOSS10年実施計画」の後継となる「GEO戦略計画2016-2025」を承認する閣僚級宣言「メキシコシティ宣言」が採択されました。
  • 2014年1月 GEO閣僚級会合  於:ジュネーブ(スイス)

     2025年までのGEOSSの継続と、新しい10年実施計画の策定とを盛り込んだジュネーブ宣言が採択されました。
  • 2010年11月 GEO閣僚級会合  於:北京(中国)

     2015年までのGEOSS構築に向けた戦略目標の推進に関わる事項、観測データの登録に関わる事項、およびデータ公開の為の体制整備に関する事項等を盛り込んだ北京宣言が採択されました。
  • 2009年7月 G8ラクイラサミット  於:ラクイラ(イタリア)

     気候変動に起因する自然災害等の驚異に対処するために継続されているGEOSS開発に関わる作業を支援する旨が表明されました。
  • 2008年7月 G8北海道洞爺湖サミット  於:北海道(日本)

     地球観測データに関する需要の拡大に応えるために、GEOSSの枠組みにおいて、観測、予測およびデータ共有を強化する旨が表明されました。
  • 2007年11月 GEO閣僚級会合  於:ケープタウン(南アフリカ)

     衛星観測、および地上・海洋観測等の国際的な連携の強化を趣旨とするケープタウン宣言が採択されました。
  • 2007年6月 G8ハイリゲンダムサミット  於:ハイリゲンダム(ドイツ)

     GEOSSの開発において指導力を発揮する旨が表明されました。
  • 2005年7月 G8グレンイーグルスサミット  於:パース・アンド・キンロス(英国)

     GEOSS 10年実施計画の採択を歓迎すること、G8諸国におけるGEOSSの国内実施を前進させること、および発展途上国がGEOSSの恩恵を受けられるようにする取り組みを支持することが表明されました。
  • 2005年2月 第3回地球観測サミット  於:ブリュッセル(ベルギー)

     GEOSS 10年実施計画が採択されるとともに、GEOSSを推進する国際的な枠組みとしてGEOの設立が承認されました。
  • 2004年4月 第2回地球観測サミット  於:東京(日本)

     GEOSSの範囲および意図を定義した枠組み文書が採択されました。
  • 2003年7月 第1回地球観測サミット  於:ワシントンDC(米国)

     地球観測システムの発展へ向けて行動を起こすための政治レベルでの態度表明の重要性を説いた宣言文が採択されました。また、欧州委員会(EC)、日本、南アフリカ、米国が共同議長を務める臨時の地球観測作業部会(ad hoc GEO)が設立され、2004年4月に東京で開催される第2回地球観測サミットまでにGEOSS 10年実施計画の枠組み文書を策定し、2005年2月までに同計画を策定することになりました。
  • 2003年6月 G8エビアンサミット  於:エビアン(フランス)

     地球観測の重要性が確認され、GEOSS 10年実施計画の策定、および閣僚級会談の開催が合意されました。
  • 2002年9月 持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)  於:ケープタウン(南アフリカ)

     20世紀後半からの世界中における地球環境問題に対する意識の高まりを受け、地球の状態に関する観測の必要性が強調されました。

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